January 01, 2016


317_ENGINE

◆ Kontakt ヘルプ ※各ページ共通
各コントロールの上にマウスカーソルを合わせると、Kontakt の info バー (一番下の!) に、ヘルプが表示されます。表示されない時は Kontakt の [info] ボタンを押します。

◆ Info Bar ※各ページ共通
インターフェイスの一番下 (!) に、その時の Shreddage2X の状態に合わせて、各種情報が表示されます。

◆ Velocity to Volume
ベロシティの値を音量に反映させる程度を設定します。これを 0% に設定すると、ベロシティがどんな値でも音量は一定になります。逆に 100% に設定すると、ベロシティと音量の変化が完全に同期します。

◆ Scaled (Vel to Vol の右上ボタン)
Velocity to Volume の有効範囲を切り替えます。これを OFF にすると、ベロシティの値 (0 ~ 127) 全体でボリュームを調節します。つまり、Vel = 0 でボリューム最小となり、Vel = 127 でボリューム最大となります。

これを ON にすると、そのアーティキュレーションがマッピングされているベロシティの範囲で、ボリュームを調節するようになります。例えば、スタッカートがベロシティの 1 ~ 65 にマッピングされていた場合、Vel = 1 でボリューム最小となり、Vel = 65 でボリューム最大となります。

◆ Vel Curve
入力された MIDI 信号に対する感度を設定します。+(プラス)にすると MIDI 信号の変化に敏感となり、-(マイナス)にすると鈍感になります。例えば、MIDI 入力されたボリュームやモジュレーションなどの、利き具合の調整に使います。

◆ Pitch Bend Range
MIDI のピッチベントは -8192 ~ 8191 の値で表現されますが、その値がどのくらい音程を変化させるのかは決まっていません。Pitch Bend Range では、音程の最大変化量を設定します。いわゆるピッチベントレンジ (ピッチベントセンシティビティ) に相当するものです。

例えばこれを 2.0 に設定すると、上下2半音の範囲でベントするようになります。使用するベント (チョーキング) の幅に設定するのが常道です。

◆ Auto RAM Unload
これを ON にすると、ARTICULATIONS ページで OFF にしたアーティキュレーションを、メモリから削除します。メモリを節約したいときに使います。

◆ Sus Pedal to Legato
MIDI CC64 (ホールド) の動作を切り替えます。これを OFF にするとホールドがそのまま機能します。ON にすると、MIDI CC64 がレガート奏法のトリガーに必要となります。つまりノートの重なりに加えて MIDI CC64 が必要になるというわけです。これはノートが重なっている演奏の総てではなく、特定の箇所だけをレガートさせたい時に有用な機能です。

◆ Anti Repetition
これはラウンドロビンを拡張する機能です。Shreddage2X のシングル・サスティーンは、総て4つのラウンドロビンを持っていますが、更に音程の近いサンプルをピッチシフトして加え、ラウンドロビンの種類を増やすという機能です。

例えば [A3] をダウンストロークで演奏する時、そのままではラウンドロビンが4つですが、上下の [G3] と [B3] をピッチシフトして加えれば、[G3] と [B3] もそれぞれ4つずつのラウンドロビンを持っていますので、合計 4 x 3 = 12 のラウンドロビンが使えるようになるということです。

ただし、クワッドトラッキングなどでギターを3つ以上使用する時は、ギター3、4が自動的に拡張されたラウンドロビンを使いますので、総てのギターデこの機能を OFF にしなくてはなりません。

◆ Random Resonance
これを ON にすると、ピックした弦に隣接する解放弦が時々共鳴します。これはギタリストのミスストロークや弦の共鳴をリアルに再現します。

◆ Resonance Volume
Random Resonance の音量を調節します。

◆ Pitched (Release Noise)
音程を伴なうノイズです。ボタンで ON / OFF を切り替えます。隣のノブで音量を調節します。

このノイズを大きくして、サスティーンのリリースタイム (ARTICULATIONS ページ) を短くすると、マニュアル設定のパームミュートとなります。

◆ Unpitched (Release Noise)
音程を伴わないノイズです。ボタンで ON / OFF を切り替えます。隣のノブで音量を調節します。

◆ Min/Max Thresh (Release Noise)
ノートの長さによって、リリースノイズを付加するかどうかを設定します。Min の値より短いノートと、Max の値より長いノートにはノイズを付加しません。単位はミリ秒です。

◆ Extra Pick (右ボタン)
ハードなプレイをした時に、ピックがミュートした弦にも触れて出る Extra Pick Noise を ON / OFF します。

◆ Time (Extra Pick)
Extra Pick Noise を ON にすると、ノートの発音が少し遅れ、そこにノイズが加わります。ここではその遅れの程度をミリ秒単位で設定します。

◆ Variation (Extra Pick)
Extra Pick Noise のタイプを選択します。全タイプからそのつどランダムに再生する、Random の設定もあります。

◆ Volume (Extra Pick)
Extra Pick Noise の音量を調節します。

◆ Min/Max Vel (Extra Pick)
Extra Pick Noise をトリガーするベロシティの範囲を設定します。これは独立した設定なので、他のアーティキュレーションのマッピングと重複することができます。

◆ Hammer Realism (Legato)
これを ON にすると、ハンマリングオン (プリングオフ) は可能な限り同じ弦で演奏されます。そして、弦が移動した時は新たにストロークされます。

◆ Volume Realism (Legato)
これを ON にすると、ハンマリングオン (プリングオフ) を続けている間、次のストロークがあるまで、音量が徐々に小さくなります。

◆ Legato Realism (Legato)
これを ON にすると、レガート奏法は常に同じ弦上で演奏されます。弦をまたぐような特殊なサウンドが欲しい時は OFF にします。

◆ Pick Offset
サンプルの再生され始める位置を 0 ~ 30 ミリ秒の範囲で調整します。値を大きくするとピックの音が再生されなくなります。特別な場合を除いて最小にしておくことが推奨されます。

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